中国へのハイテク技術漏えい防止、機密保護要点が制定される

J020218Y4 2002年3月号(J33)

研究開発で成果を得たハイテク技術に関する機密情報の中国への流出を防ぐため、国家科学委員会(National Science Council)は、「政府援助による機密的科学技術研究計画の安全管理に関するマニュアル」を制定した。今年から、同委員会の資金援助を受けた研究機関や学者が機密性のあるハイテク技術に関する研究開発の成果を発表するときは、事前に秘密保持に関する取り決めにサインして、機密扱いとされる技術情報について適度に内容を隠さなければならない。違反したものは、国家機密保護法等の関連法令により民事、刑事責任を追及されるとともに、一定期間内にその研究計画について政府からの如何なる資金援助も受けられない。

 

新規定により、主務官庁、援助の資金を出す政府機関及び研究計画の実行機関は、書類の伝達と取扱い、ネットワーク、ソフトウェア等項目を含む安全性確保のための管理体制を確立しなければならない。加えて、並びに資金援助に関連する政府機関には援助を受ける機関に対して不定期的に検査を実施する権利がある。

 

自由時報2002.02.18より

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