BSA海賊版撲滅キャンペーン、通報件数は月間記録を更新 千万報奨金目当て

J020505X2 2006年6月号(J82)

ビジネスソフトウェア権利保護団体のビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)は四日、台湾企業におけるソフトの不正利用を通報した人物に支払う報奨金の最高額を1000万元(約3300万円)に引き上げる海賊版撲滅キャンペーンの成果を発表した。BSAによると、45日にわたるキャンペーン期間中に受けた通報件数は910件に達し、アンチ海賊版活動を始めて以来の月間記録を更新しているという。

 

さすが報奨金1000万元の魅力は大きい。但し、1000万元の報奨金が支払われるのは、告発された企業で不正利用されたソフトの市場価格は合計1億元以上の場合に限る。それでも21名の通報者は1000万元を獲得するプランに参加したいと表明している。

 

告発された企業の業種をみてみると、製造業が18%でトップ、次いでソフトウェア産業が13%と二番目に多い。サービス業が11%、ハイテク産業が10%、輸出入貿易業が7%、電器・電機会社が7%、合法ソフトの数が不足しているケースが最もよく見られる。これらの企業のうち、中小企業が圧倒的多数の八割、そしてパソコンが20台足らずの会社は66%を占めている。(2006.05

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