IFPI、ネット上の音楽交換サービスの停止をezpeerに求める

ネット上の有料音楽交換サービスを提供しているezpeerは13日、IFPI（国際レコード産業連盟）から直ちに同サービスを停止しなければ告訴の提起を排除しない旨の弁護士書簡を受けたことを認めた。台湾国内初めてのネットワーク音楽交換訴訟事件に発展しそうだ。

同有料サービスは昨年の末頃から始まり、ダウンロードされるMP3又はその他の音楽ファイルに著作権があるかないかを問わず、1MBにつきNT$1元を支払わなければならない。サービス利用の会員に加入して、交換の際に必要な料金を先払いで点数にしておいた利用者は既に数万人を超えている。このサービスを通じて交換が行われている音楽ファイルには著作物利用の許諾を得ていないものが含まれていて、さらに営利目的がはっきりしているので、音楽ファイル交換のプラットフォームとしてのezpeerはおろか、海賊版の流通に加入会員が荷担した責任も問われることになる。

経済日報2002.03.14より