FTTHに注目、日本Ryosanが台湾鴻亜光電にNT$1.5億を投資

J020327X5 2002年4月号(J34)

アクティブコンポーネント メーカー、鴻亜光電(Infomax Optical)は増資を実施し、日本リョーサン(Ryosan)社からNT$1.5億元の資金を調達した。金額はもとより、半導体素子等電子部品のベンダーとしてのリョーサンが、これだけの資本金を台湾のメーカーに注ぎ込むということは、その背後にある日本電気、富士通、三菱電機、住友電気工業といった主要株主の顔ぶれを見れば、日本企業のFTTH(Fiber To The Home)による高速なデータ通信環境の構築やFTTHによるブロードバンド事業の展開に対する期待の高さが伺えるだろう。日本トップ企業のみならず、4月初めにアメリカの戦略的なパートナーからも資金が投入される予定である。

 

リョーサンは額面額以上の金額、つまり一株につきNT$30元で鴻亜の新株を引き受け、計NT$1.5億元を投資した。海外企業との提携に鴻亜を選んだのは、日本では全国を光ファイバー化するFTTHに向けた光ファイバ網の整備がもたらす市場機会を見込んで、日本における台湾製造光学コンポーネントの代理権を取得するためだと見られている。

 

工商時報2002.03.27より

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