マイクロソフトと台湾大学が共同実験室を設立、エンベデッドシステム開発に取り組む
J020430X5 2002年5月号（J35）
マイクロソフトの研究部門であるマイクロソフトリサーチ（MSR）アジア研究所（中国・北京）は29日、台湾とより一層の交流を深め、新技術の共同研究を進めるため、台湾大学と共同実験室を設立してエンベデッドシステムの基礎研究を行うことで合意したと発表した。台湾大学情報通信工学科（Department of Computer Science and Information Engineering）と電機工学科（Department of Electrical Engineering）が交流の対象となる。研究で得た成果は直接台湾国内の企業に移転するという。MSR関係者の一行は29日から三日間の日程で台湾を訪問する予定。取材に来たマスコミに対して、張亜勤所長は台湾大学をはじめ台湾の学術団体とも提携の話を進めていきたいと話している。
工商時報2002.04.30より
