中央研究院と製薬会社世界最大手GSKが連携して遺伝子創薬の研究開発

J020420X5 2002年5月号(J35)

中央研究院と世界最大手製薬会社GSK(グラクソ・スミスクライン・グループ)は19日、双方が連携して糖尿病、心臓血管病変、ぜん息等アジアで発病する率の高い疾患に関してヒトゲノム情報に基づいた医薬品の創製に取り組むことを発表した。GSKがアジアで他者と協力して遺伝子創薬の共同研究を行うのは今回が初めてということである。

 

GSKは、共に100年以上の歴史を持つグランクソ・ウエルカム(Glaxo Wellcome)とスミスクライン・ビーチャーム(Smithkline Beecham)との合併により発足した会社で、去年の一年間で300億ドル近くの売上高を記録している。半導体大手TSMCの十個分に相当する規模だ。同社では、総売上の約14%を研究開発活動に投資しており、2001年でいえば、24億ポンド(新台湾ドル1200億元相当)にものぼる金額が世界各地に散在している24の研究開発拠点に投入されている。全世界で約10万人の従業員のうち、研究開発にあたっているのはなんと1.5万人を超えている。

 

経済日報2002.04.20より

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