8インチウエハーファブの中国上陸、申請手続受付開始

経済部は24日、「中国大陸における投資又は技術提携に当っての製造業及び農業に関する禁止対象品目」リストを公告した。中国で投資を行いうる業種の分類について、大幅な緩和が検討され、現行「許可、禁止、特別審査」三つの類別が、「禁止、一般」というように調整された。今最も関心の高い8インチウェハーのプラント輸出に関しては、公告当日から中国への移転申請を受け付けることになった。ただし、石油化学工業川上産業、ウエハーテスト、基板実装技術及びIC設計は依然として輸出禁止となっている。

 

経済部投資審議委員会は投資審査四原則を掲げている。

一.       総量規制に基づいて審査する。2005年まで8インチウエハー工場の輸出は三つを上限とする。

二.       輸出申請の要件として、12インチウエハー工場建設工事完了且つ6ヶ月以上連続しての量産が求められる。

三.       中国へのプラント輸出に際して、12インチウエハー工場においての量産は一定の規模に達していなければならない。そのうえ景気、コスト、生産量、効率の良し悪し等諸要素を総合的に考慮して、産業専門作業チームにより公正且つ客観的判断をする。

四.       業者が投資計画を実行するには関連法的規制を遵守しなければならない。

 

中国時報2002.04.25より