J020607X5 2002年7月号(J37)
台湾本田は6日、約新台湾ドル28億元で大慶汽車(大慶自動車)の工場設備及び土地を買収して年産5万台の自動車組立工場に改築し、早くて2003年後半には台湾国産車市場に戻れる見通しを立てた。
大慶汽車は今年4月ごろ、日本富士重工業(スバル)から協業体制中止を一方的に通告されて以来、生産ラインを止めたままである。同社が製造設備を本田に売却し、屏東工場で働いていた200名余りの従業員を解雇したことについて、工場所在地の屏東県政府は失業人口の増加を懸念している。
経済日報2002.06.07より