東元電機、日本大手と中国で合弁事業　世界一モーターメーカー目指す

台湾家電大手メーカー、東元電機は26日、台湾の国営企業である中国鋼鉄、日本の新日本製鉄、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社及び住友商事と契約を結び、2千万ドルを投入して中国の無錫で大型モーター工場を設立すると発表した。工場は、来年3月をめどに稼動を始め、2005年には1億ドルの売上げを見込む。東元は、現在のところ、十五箇所の海外生産拠点をもっており、さらに無錫の工場が加わって2005年にはモーター生産能力世界一のメーカーとなる。