基金500億、知的財産権による担保融資　政府がバックアップ

知識産業へ発展しつつあるなか、中小企業の銀行からの資金調達を手助けしようと、行政院は開発基金からNT$500億元を拠出して中小企業への貸付金に充てる方針を打ち出している。また、経済部工業局、技術処、中小企業処が連携して公的技術評価制度を確立させ、企業のもつ無形資産に値段をつけることにより、中小企業が一部の固定資産と併せて知的財産権をもって銀行から融資してもらえるようにし、並びに経済部が設立したテクノマートを通じて技術取引の普及促進を図る。

中国の北京、上海、天津でも取引市場が設立されており、技術や特許権の市場取引ができる場として活用されている。去年1年間の取引額は200億人民元にのぼっている。