ソニー、台湾に半導体研究開発拠点を設ける

J021123X5 2002年12月号(J42)

ソニーは22日、台湾現法のSony Taiwan傘下に半導体の研究開発拠点として「創新LSIModule設計研究開発中心(映像デバイスモジュール及び半導体の開発センター)」を設立し、3年間でNT$30億元を投入して携帯電話、PDA、ノートブック型パソコン等の携帯電子製品向け映像デバイスモジュール及びそれに搭載するLSIを中心に開発を行うことを日本と台湾で同時に発表した。半導体ファンダリーメーカーとして躍進を続けてきた台湾企業の経験を活かし、将来は、半導体に関するシステム・ソリューションの開発、研究成果の製品化体制を推進する。ソニーの台湾でのR&D拠点として、既に「情報製品創造革新研究開発本部」が設けられており、これからIT技術及びIA製品(Information Appliance)の研究開発は同本部が行う方針である。

 

現在、台湾での調達はPS2ゲーム機、コンピュータ周辺機器、ノートブック型パソコン、モデム、IC、液晶モニターが中心で、1年間で少なくも100億元にのぼるとされている。今後は半導体関連製品に重点を置き、三年後には調達規模1000億元を超えるとの見通しである。

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