エプソン、台湾で光電技術センターを設立

J021123X5・J021121X5 2002年12月号(J42)

エプソン台湾現地法人は22日に行われた創立20周年記念式典で、画像処理技術、電子パーツ、マーチャンダイズ、光電設計センター及び映像サービス五つの事業を設立し、五年以内に2002年の年商200億元(予測値)から500億元への目標達成に挑戦する、と意気込みで発表した。特にエプソンの商品調達本部を台湾に設立して、台湾現地での調達規模を今年の100億元から250億元に拡大することが取り上げられた。

 

エプソン社代表取締役社長の草間三郎氏は式典に出席した際、台湾に設置する光電技術センターには年間ペースで2億元の資金を投じて液晶ディスプレー応用製品、携帯電話、PDA、液晶モニター、液晶プロジェクター等の設計サービスを中華経済圏の顧客を対象に提供することを発表した。草間社長の話によると、同センターには技術の製品化を推進する役目を果たしてもらい、そして日本では主に基礎技術、コア技術の長期的研究開発を行う。理想的補完関係で両者それぞれの強みを生かす相乗効果を狙うという。台湾エプソンは既存の液晶ディスプレー(LCD)と大規模集積回路(LSI)二つの設計センターを一つに統合して、ASICApplication Specific Integrated Circuit)、SOCSystem on Chip)等半導体製品ラインを強化し、設計開発から受注生産、パッケージ、テストまでの一貫作業化を目指す。

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