シーメンス社、台北に欧州商務センターを設置

シーメンス社最高管理責任者、Karl-Hermann Baumannは14日、台湾を訪問し陳水扁総統をはじめ、わが国政府要人と会談を行い、来年の対台湾投資と商品調達の計画のほか、欧州商務センターの設置についても正式に発表する予定である。同社は台北欧州商務協会（ECCT）と連携して設立を進めていた欧州商務センターが発足した後、シーメンス社の台湾事業本部、ドイツの台北経済文化事務所（ドイツの台湾駐在機関）を筆頭にヨーロッパ企業も続々とこのセンターにオフィスを移転してくるだろうと見られる。ヨーロッパ企業の台湾事業本部として機能するだけでなく、将来的にはEUの台湾事務所としてのもう一つの顔を持たせて、台湾とヨーロッパとの間でアメリカに匹敵するほどの協力関係の一層の強化という役割を果たすことが期待されている。