米で海賊版ソフト大量押収事件、台湾調査機関は容疑者を確保

J0111241 2001年12月号(J30)

米で過去最大の1億ドルに相当する海賊版ソフトが押収された事件で、米側の要請を受けて事件の解明に努めている台湾検察・調査機関は、米側捜査当局が提供した情報をもとに、海賊版ソフトの製造元と見られる碧盈科技及び中帝科技二社を捜索し、取り調べを行った。調査局では、米FBI連邦捜査局が提供した船荷証券などの情報及び昨日の捜索で押収した証拠物から、海賊版ソフトは中帝社が大量複製し、その関係会社の碧盈社が輸出するという形で米に渡ったとしている。

 

ある情報筋により、マイクロソフトは、台湾の司法機関が速やかに事件を解明して容疑者を突き止めたことに激賞の意を表する一方、違法コピーに関与した関係者に対して商標法及び著作権違反、並びに文書偽造で刑事告訴、及び巨額の民事賠償訴訟を起こす考えである。

 

自由時報2001.11.24より

TIPLO ECARD Fireshot Video TIPLO Brochure_Japanese TIPLO News Channel TIPLO TOUR 7th FIoor TIPLO TOUR 15th FIoor