民間特許競売組織発足、初オークッション 7月登場 経済部工業局の後押し 技術取引の活性化が狙い目

J060608X1・J060602X1 2006年7月号(J83)

企業知的財産取引センター(EIP Mart)は728日に200件余の特許権について公開競争入札を行うと発表した。入札最低額があわせて20億元にのぼる。

 

6月初めに発足したばかりのEIP Martは経済部工業局の「台湾技術取引メカニズム発展計画」に基いて、知的財産サービスに携わっている五つの会社からなる民間の特許権競売組織である。民間企業や学界の特許権をかき集め、オークションを行うことにより、国内の知的財産取引市場の活性化を図ろうとする計画である。内外の特許権者から委託を受けてライセンス供与や譲渡など特許権の競争入札を民間技術サービス業者の主催で行うことを推進するために、工業局は今年初めに民間競売連盟の結成を台湾技術取引統合サービスセンター(TWTN)に協力を要請し、僅か半年で発足が実現したという。(2006.06

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