第二回台北国際発明・技術取引展 8月31日から3日間開催 特許技術取引活性化 アジア最大級目指す

J060829Y5 2006年9月号(J85)

831日から3日間の日程で台北世界貿易センターで開催する「2006年台北国際発明・技術取引展」は、経済部、国家科学委員会、国防部、農業委員会、教育部の共同主催、知的財産局、工業局、中小企業処、技術処の企画担当、そして実施には対外貿易発展協会、工業研究院、台湾技術取引統合サービスセンター(TWTM)があたっているほど、経済や技術関係の関連部会、民間の大手研究機関が名を連ねている。この展覧会は今年が二回目の開催となるが、去年の開催期間中に来場者42000人、取引金額の総額3億元と初めての開催としては見事な成果をあげたといえる。アジア最大規模を目指して、今年はさらに出展内容の多様化に力を入れている。

 

総面積11350平方メートルの会場は大きく「発明コンクール」「技術取引」「国家発明創作賞受賞作品」の三つのエリアに仕切られ、出展ブース数約870の構成となっている。細かくみて見ると、技術取引エリアにはテーマ別に設置されたコーナーは十あり、技術の移転・商品化、先端技術、発明を中心に展示するほか、技術取引商談会や技術移転説明会を開いたり国際技術取引契約調印式なども行う。こうすることで、国際特許技術の交流を促し、台湾への更なる投資誘致を図るうえ、発明・イノベーション、投資を緊密につなげ、内外の技術取引の商機を広げていく狙いである。

 

技術取引のすり合せの場を提供する「台湾技術取引統合サービスセンター」は、会員制で運営しており、会員は「技術取引会員」と「サービス業会員」の二種類に分ける。技術取引に興味のある団体或いは個人は無料で技術取引会員に、知的財産権関連サービスを提供する団体はサービス業会員に加入する。会員はセンターの情報網を通じて取引や技術情報の交流を進めたり、各種サービスを利用することができる。海外からの加入も可能。(2006.08

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