米特許数、七年連続して世界四位獲得 台湾

J061016Y1 2006年11月号(J87)

 経済部の報告によると、台湾の05年の米特許取得数は七年連続して米、日本、ドイツに次いで四位、そして百万人当たりの特許数は世界二位ということがわかった。とりわけ、半導体、液晶、IT技術分野における特許取得状況が突出し、半導体関連発明が特許されたのは820件と、アメリカ、日本に次いで世界三位。優れた技術力と国際競争力とを兼ね備えるイノベーションの国への仲間入りを裏付けている。

 液晶関連分野においては五位。台湾大手メーカーは年間億単位の経費を投入して技術の研究開発を進めているとともに、パテントプールで工業研究院から特許技術の使用権を取得しながら、世界市場リーダーともクロスライセンスを結んだりなどして、世界市場進出への事業展開に向け、強みのある特許で足元を固めている。

 IT技術分野について、パソコンのハードウェアとソフトウェア関連の特許件数はあわせて279件と、世界五位。そしてコンピュータ周辺機器、記録媒体に関連する特許発明は、それぞれ106件と153件、五位、四位となっている。(2006.10)

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