ゲームソフト海賊版販売 執行猶予に120時間労働サービスの条件付
J070626Y3 2007年7月号（J95）
音楽CD、映画DVDや日本の人気ゲームソフト等の海賊版を違法にコピーし、娘のヤフーネットオークションのユーザー番号を使って出品していたことが著作権法違反として刑事告訴された男性に懲役1年、執行猶予4年の判決が言い渡された。被告に前科がないうえ、犯行を素直に認めたため、裁判官は更生の機会を与える代わりに、執行猶予期間内に住宅団地或いは公益団体への120時間の労働サービス提供という異例な条件をつけた。
被告は法廷で、「仕事がなくて、借金を抱えているから、こうするしか生計を立てる方法はなかった」と弁解した言葉が裁判官に聞き入れられただろう。（2007.06）
