知的財産裁判所、政府予算案審議の遅れで開設が来春にずれ込む

J070626Y9 2007年7月号(J95)

 知的財産裁判所のスタートは政府予算案の国会審議の遅れから、法廷内装工事の発注や人員訓練、関連法規の改正等が当初予定していた今秋までに終わる見込みが薄いため、来年1月にずれ込むことになった。

 初期段階では、知的財産裁判所は年間約1700件の案件を受理すると予想され、裁判所長官を含めて裁判官10人体制で事件審理にあたる。技術的問題に関し、専門的な知見を提供し、裁判官の判断を手助けする技術審査官については、裁判官1人ずつに少なくとも1人をつける。審査官の採用は、当分知的財産局で特許審査を扱っている現職審査官から起用する。(2007.06)

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