06年の米特許取得数 台湾は世界四位

J070706Z1 2007年8月号(J96)

 台湾にとって、アメリカは中国、日本に次ぐ重要な輸出市場先であり、アメリカにとって台湾は第八の輸入相手国であるという統計数字が、米市場の重要性を浮き彫りにしている。台湾企業は研究開発成果の保護、事業展開に向けた特許権の確立のため、米特許の取得に力を入れている。06年の米特許登録においては、台湾は前年比で1242件増の6360件を記録し、米、日、独に続く4位であった。5908件(前年比1556件増)で台湾の後を追う韓国の躍進も目立つ。

 米国特許商標庁によると、06年は発明、デザイン特許(意匠)、植物特許をあわせて19万6436件許可し、前年比で3万8695件増という大幅な伸びを示している。このうち、技術レベルの高い発明は17万3771件(前年比2万9965件増)で、アメリカの8万9823件(前年比1万5186件増)が最も多く、次いで日本、ドイツはそれぞれ3万6807件(同6466件増)、1万5件(同994件増)で2位と3位を獲得。上位3カ国が取得した特許数は全体の約8割を占め、6~10位はイギリス、カナダ、フランス、イタリア、オーストラリアの順となっている。(2007.07)

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