特許出願件数が持続的成長　光電、半導体、IT関連分野に集中

　去年の特許出願件数は81,820件に達し、06年の80,988件に比べ僅かながら増加した。国際特許分類でみると、内国民出願の上位十位は光学機器、半導体技術、基本電子電気回路及び通信、情報通信、電力、半導体応用機器、基本電子電機素子、成型、運輸、保健及び娯楽の順となり、06年とは大して変わらない。オプトエレクトロニクス、半導体技術及び基本電子電気回路及び情報通信分野に関連する出願が常に上位を保ち続け、同業界におけるイノベーションが進んでいることの証である。長年の努力の結果、台湾の国際競争力が向上し、世界市場における技術優位性を維持している。

　特許の質と量は国のイノベーション力を測る重要な指標であり、特許数の分布状況に国と企業の発展路線が反映され、将来の競争力と密接に関わっている。（2008.01）