知識集約型産業 経済成長への貢献度が大

J080410Y8 2008年5月号(J105)

 行政院経済建設委員会の先日の発表によると、知識集約型産業はスピーディな発展を遂げ、台湾の経済構造転換においてけん引役的なパフォーマンスを果たしているという。去年の経済成長に対する知識集約型産業の貢献度は63%と、2006年の50.1%を12.9ポイント上回っていることが、最新の調査で分かった。

 知識集約型産業は、製造業とサービス業に分ける。前者は、航空宇宙業、自動車工業及びその他の運輸機関、情報通信、コンピュータ及びOA設備、製薬及び化学製品、半導体、科学機器、電機、機械など。後者には金融、保険、賃貸、専門科学及び技術サービス等がある。

 近年、経済のグローバル化及び産業統合の世界的な流れに台湾当局は積極的に対応して、製造のサービス化及びサービスの科学技術化を推進し、競争力のある知識経済体系の構築に取組んでいる。台湾の去年の経済成長率は5.7%で、うち知識集約型産業は3.59%を占め、それ以外の産業は2.11%を占める。割合で換算してみると、前者は63%、後者は27%となり、知識集約型産業がますます重要になってきていることが示されている。

ここ三年間知識集約型産業の経済成長率への貢献度

 

2005

2006

2007

経済成長率

4.16

4.89

5.7

知識集約型産業

2.43

2.45

3.59

知識集約型産業

1.73

2.44

2.11

(2008.04)

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