ポータブルフラッシュディスクで教科書を違法コピー 本持参より証拠残らずすむか

J090925Y3 2009年10月号(J122)

   台中検察・警察当局は六手に分けて台中県、台中市の大学や学院、専門学校周辺のコピー店を一斉に家宅捜索した。その結果、警察につかまるのを避けるため、コンピュータをコピー機に接続して学生が自ら持っているポータブルフラッシュディスクで大量にコピーしていた店があることを発見した。警察で取り調べた後、陳容疑者ら5人を著作権法違反の疑いで書類送検した。 

   ここ数年、検察・警察当局が集中取締活動を展開し、かつ学校で広く宣伝したため、違法コピーは年々減少傾向を見せているが、警察が事情聴取で、学生たちが今まで本を店まで持参して一枚ずつコピーしてもらうのをやめて、インターネットでダウンロードした外書や教科書の電子ファイルをポータブルフラッシュディスクに保存して、学生同士で交換したりコピー店まで持参して、お店のコンピュータ及びコピー機に連続して、スピーディーにコピーするようになった、ということがわかった。

   また店側が刑事責任を逃れ、そして物的証拠が見つかるのを避けるため、学生にコンピュータの操作を任せ、コピーの枚数を自動的に計算することのできる機器で代金を計算し、製本をする。(2009.09)

TIPLO ECARD Fireshot Video TIPLO Brochure_Japanese TIPLO News Channel TIPLO TOUR 7th FIoor TIPLO TOUR 15th FIoor