発光ダイオード関連特許研究開発連盟を結成 経済部、今年上半期に発足

J091215Y5 2010年1月号(J125)

 発光ダイオード(LED)産業は成長期を迎えつつあるなか、経済部は政府側の主導の下LED関連特許研究開発連盟を結成する方針を固めた。200912月までに作業を展開し、2010年上半期に発足させ、日本、アメリカ、ヨーロッパ等関連特許権者とクロスライセンスをめぐる交渉を進めたいとしている。

 工業研究院は既にAC電源のLED技術に係る発明の特許を取得しており、各外国大手メーカーのDC電源LED特許と異なる。LED関連特許研究開発連盟はこれをもとに、台湾メーカーの力を合わせて、共同で特許技術の研究開発を行い、クロスライセンスにできるほどの特許数の蓄積に尽力する。

 LED産業はまさにこれから離陸する飛行機のように、川上も川下も積極的に生産能力を高め、産業連盟の傾向も出始めている。ところが、関連特許の多くは日本メーカーの日亜化学とトヨタ合成、米国のCREE社、ヨーロッパのフィリップスとオスラム社が保有している。

 産業の成長に伴う特許権侵害の危機にさらされるのを避けるため、経済部長は技術処、工業局及び工業研究院に作業チームの設立を指示し、一刻も早くLEDに関連する知的財産権の問題に対処するように、工業研究院が協調役として台湾メーカーを取り集め、連盟立ち上げに取り組む。(2009.12

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