ゲーム機違法改造・違法ソフト販売8業者を書類送検、MSが台湾で提訴の構え
J101031Y6 2010年11月号(J135)
台湾で初めて人気ゲーム機違法改造業者に対する取締が行われ、一挙に8社が法務部調査局高雄市調査処に摘発された。マイクロソフト(MS)、任天堂の損失は少なくとも5,000万新台湾ドルに達するものとみられている。任天堂と台湾マイクロソフトは人員を南部へ派遣し、違法業者を著作権法及び商標法違反で告訴する準備を進めている。
高雄市調査処は高雄市各地で超威、恐龍等の業者が違法改造した任天堂のWiiゲーム機15台、マイクロソフトのX-box360ゲーム機14台、ポータブルハードディスク3台、光ディスク装置7台、改造ゲーム機向けソフトメモリカード、アダプタカード及び販売帳簿等の資料以外に、違法コピーゲームソフト光ディスク約450枚を押収した。さらに8社の責任者から事情を聴取し、著作権法及び商標法違反容疑に対する取り調べを行った。
日本の任天堂とマイクロソフト米国本社は、台湾の検察司法機関による知的財産権侵害への厳しい取締を高く評価し感謝の意を示した。特にマイクロソフトは従来台湾のX-box改造に対して告訴を提起したことがなかったが、今回の取締は台湾当局が著作権所有者とともに違法コピーを撲滅する決意を示すものであり、違法コピーの風潮を一掃できることを期待している。
高雄市調査処では、業者に対して違法改造や他人の著作権物コピーや違法コピー光ディスク販売等の知的財産権侵害行為を行わないように呼びかけると同時に、消費者にもコピー商品を購入しないよう呼びかけた。政府は今後も違法コピーを厳しく取り締まり、知的著作権を保護していくことを強調している。(2010.10)
高雄市調査処は高雄市各地で超威、恐龍等の業者が違法改造した任天堂のWiiゲーム機15台、マイクロソフトのX-box360ゲーム機14台、ポータブルハードディスク3台、光ディスク装置7台、改造ゲーム機向けソフトメモリカード、アダプタカード及び販売帳簿等の資料以外に、違法コピーゲームソフト光ディスク約450枚を押収した。さらに8社の責任者から事情を聴取し、著作権法及び商標法違反容疑に対する取り調べを行った。
日本の任天堂とマイクロソフト米国本社は、台湾の検察司法機関による知的財産権侵害への厳しい取締を高く評価し感謝の意を示した。特にマイクロソフトは従来台湾のX-box改造に対して告訴を提起したことがなかったが、今回の取締は台湾当局が著作権所有者とともに違法コピーを撲滅する決意を示すものであり、違法コピーの風潮を一掃できることを期待している。
高雄市調査処では、業者に対して違法改造や他人の著作権物コピーや違法コピー光ディスク販売等の知的財産権侵害行為を行わないように呼びかけると同時に、消費者にもコピー商品を購入しないよう呼びかけた。政府は今後も違法コピーを厳しく取り締まり、知的著作権を保護していくことを強調している。(2010.10)