5年以上に及ぶ米AMIと韓ジュソンの特許権侵害訴訟、第一審はAMI敗訴

J110124Y1 2011年2月号(J138)
世界のパネル生産設備大手サプライヤである米アプライドマテリアルズ社(Applied Material, Inc.、以下「AMI」)と韓国のジュソンエンジニアリング(Jusung Engineering Co.,Ltd.、以下「ジュソン」)は5年以上にわたって特許権侵害をめぐり法廷で争っている。新竹地方裁判所は第一審でジュソンに勝訴を言い渡した。【新竹地方裁判所民事判決-93重智3】
 AMI側は、ジュソンが奇美電子(Chimei Innolux Corporation)に対して販売した設備は明らかにAMIの特許権を侵害しているとして、ジュソンによる奇美電子への販売を差し止める旨の仮処分を請求するとともに、ジュソンに対して特許権侵害による損害賠償1億7,820万新台湾ドルを請求する訴訟を提起していた。
 新竹地方裁判所は最近、AMIはその特許の範囲を拡大解釈しており、特許法の関連規定に反するとして、AMIに敗訴を言い渡すとともに、AMIのすべての請求を棄却した。本件はさらに知的財産裁判所へ上訴することができる。(2011.01)
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