意匠の年金引下げを検討

知的財産局によると、同局は「商標政府料金調整プラン」を継続して推進しており、2011年はさらに意匠年金の料金を引き下げて料金システムの合理化を進めることを検討している。
　2010年すでに特許、実用新案、意匠の年金が大幅に引き下げられ、多くの特許権所有者は恩恵を受けている。2010年引下げ後の意匠年金は意匠権１件あたり10年間分で計算すると、合計2万9500新台湾元安くなったが、業界関係者から意匠は物品の外観設計に係わるもので、商品寿命が短く、2010年の引下げ後も年金は欧米より高いという意見が出ていた。意匠年金の料金システムをより合理化し、多くの意匠権所有者の期待に応えるため、知的財産局は海外の意匠年金の料金を参考にして2011年さらに意匠年金を引き下げることを検討している。(2011.02)