3Mが台湾でパネルに10億新台湾ドル投資、オプトエレクトロニクスを重点に

　台湾と中国が両岸経済協力枠組協定（ECFA）を締結して以来、外国企業の台湾に対する追加投資が増えている。世界的な大手企業の3Mも、台湾に「グリーンビルディング」イノベーションセンターを設置すると発表した。さらにタッチパネルや光学用ゴム等の新技術に関しても工場建設や研究開発等を含む投資を行う。台湾に対する投資額は10億新台湾ドルを上回ると推算される。
　3M台湾子会社の董事長によると、台湾3Mは昨年の売上高成長率が65％に達して子会社65社のなかでトップとなった。また新製品開発指数も40%に達し、他の子会社をリードしており、台湾の優れた商品開発力と販売力を示している。(2011.03)