クーラー広告で「No.1」多発、和泰興業に100万新台湾ドルの過料
J110331X4 2011年5月号(J141)
ダイキン空調機の台湾総代理店である和泰興業股份有限公司(Ho Tai Development Co., Ltd.、以下「和泰」)は広告のなかで自らが世界一だと標榜し、さらには競合相手である台湾日立股份有限公司(Taiwan Hitachi Co., Ltd.、以下「台湾日立」)に対して「日立のクーラー、がんばって」という新聞広告を掲載し、消費者に誤認させた疑いがあるため、公平交易委員会(公取委に相当)は不実広告と認定して100万新台湾ドルの過料を科した。ダイキンは行政裁判所に上訴していたが、台北高等行政裁判所は広告内容が事実であると証明することができず、明らかに消費者に誤認させた疑いがあるとして、和泰に敗訴を言い渡した【台北高等行政裁判所判決-99訴2107-20110317】
和泰の広告は行き過ぎで、公平交易委員会に過料を科された。同委員会の調査によると、ダイキンの2年前の広告では自らを世界一と標榜し、さらには全商品が日本一で、市場シェアは33%を上回り、総トン数も日本一だと述べており、これはダイキンがトップブランドだと容易に消費者に誤認させてしまう。さらには新聞で競合相手の台湾日立に対し「日立のクーラー、がんばって」という広告を出している。これは消費者に台湾日立の経営が思わしくないと誤認させる可能性があり、誇大広告の疑いがあるとして、100万新台湾ドルの過料を科した。(2011.04)
和泰の広告は行き過ぎで、公平交易委員会に過料を科された。同委員会の調査によると、ダイキンの2年前の広告では自らを世界一と標榜し、さらには全商品が日本一で、市場シェアは33%を上回り、総トン数も日本一だと述べており、これはダイキンがトップブランドだと容易に消費者に誤認させてしまう。さらには新聞で競合相手の台湾日立に対し「日立のクーラー、がんばって」という広告を出している。これは消費者に台湾日立の経営が思わしくないと誤認させる可能性があり、誇大広告の疑いがあるとして、100万新台湾ドルの過料を科した。(2011.04)