パナソニック子会社が台湾での生産規模拡張に100億円投資
J110517X5 2011年6月号(J142)
パナソニック エレクトロニックデバイス株式会社は台湾にスマートフォン産業チェーンが構築されているのを見込んで、5月16日に100億円を投じて樹脂多層基板「ALIVH(Any Layer Interstitial Via Hole、アリブ)」の海外生産能力を大幅に増強すると発表した。台湾松下の中和工場における既存のALIVH生産ラインを拡張して、7月の生産量を現在の150万台から300万台に増やす他、桃園県にある大園工業区に新工場を建設し、2011年末までに月産300万台の生産ラインを稼動して、生産能力を現在の150万台から600万台へと拡大する計画。同デバイスはスマートフォン以外に、デジカメにも応用することができる。(2011.05)