日本凸版が龍亭新技(PDI)に資本参入
J110512X5 2011年6月号(J142)
電子ペーパーの産業向け応用のビジネスチャンスを見込んで、日本の凸版印刷(Toppan Printing Co., Ltd.)は奇菱科技(Chi Lin Technology Co., Ltd.、奇美グループの核心企業)の子会社である龍亭新技(Pervasive Displays Inc.,PDI)に資本参入し、13.2%の龍亭科技株を取得すると発表した。両社は電子棚札、POSディスプレイ、電子ラベル等の産業向け電子ペーパー事業で生産販売に関する提携を結んだ。
奇菱科技によると、龍亭新技が産業向け電子ペーパー製品の開発・販売、ソリューションサービスの開発、奇菱が電子ペーパーディスプレイの委託製造、凸版印刷が日本市場における産業向け電子ペーパー製品の販売および、ソリューションの開発をそれぞれ担当する。5月1日から凸版印刷は日本市場で龍亭新技の製品の販売を開始している。(2011.05)