2010年台湾の違法コピー率はアジアで三番目に低い

J110826Y4 2011年9月号(J145)

 ビジネス・ソフトウェア・アライアンス(BSA)の最新レポートによると、2010年台湾の違法コピー率は37%で、違法コピー率の低さはアジアの中で3位、世界では23位となり、韓国の25位、中国の86位を上回っている。
 BSAが8年連続でIDC(IT産業の市場調査予測機関)とともに世界116ヵ国で「世界ソフトウェア違法コピー調査」を行っている。最新の調査によると、世界の海賊版ソフトウェアの商業価値(訳注:違法コピーによる損害額)はこの1年間で14%増加し、588億米ドル(1.7兆新台湾ドルに相当)に達し、過去最高を記録した。
 ここ数年、台湾違法コピー率は下降し続け、2002年に63%だったが、2010年には37%にまで下がり、アジアでは日本とシンガポールに次いで3番目に低かった。世界で違法コピー率が低い国トップ5には米国、日本、ルクセンブルグ、ニュージーランド、オーストラリアが含まれる。(2011.08)

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