WEF国際競争力、台湾は12位に上昇

J130905Y8・J130904Y8 2013年10月号(J170)

 世界経済フォーラム(WEF)が「2013年国際競争力レポート」を発表した。台湾は2012年に比べて1ランクアップの12位となり、ここ4年間で最高の順位となった。国際競争力指数(GCI)は5.29となり、7年ぶりの最高水準を記録している。
 WEFは毎年、148ヵ国を評価対象とし、「基本要件」、「効率性向上要素」、「改革・洗練化要素」の三大調査指標(WEFのGCI指数は、3大項目、12中項目、114細項目から構成されている)からGCIスコアを算出している。台湾は今年、「改革・洗練化要素」において優れたパフォーマンスをみせ、一挙に5ランクアップの9位に番付された。主に中項目の「技術革新」が6ランクアップしており、WEFでは台湾が技術革新を原動力として成長する段階に入ったとみている。
 WEFによると、台湾は中項目の「市場効率性」で1ランクアップの7位、「保健衛生・初等教育」で4ランクアップの11位となっている。
 また、2013年の国際競争力トップ10ヵ国は前年と顔ぶれが全く変わっていないが、順位は少し入れ替わっている。スイスは5年連続で首位、シンガポールとフィンランドがそれぞれ2位と3位に番付された。ドイツと日本はそれぞれ順位を上げているが、スウェーデン、オランダ、英国はそれぞれ2~3ランクダウンしている。(2013年9月)

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