台北国際発明展への出展作品・技術は2000点以上

J130912Y1・J130912Y5 2013年10月号(J170)

 「2013台北国際発明展及びテクノマート見本市(2013 Taipei International Invention show and Technomart)」が2013年9月26~29日、台北世界貿易センター第一展示ホールにて盛大に開催される。同展では今年(2013年)世界21ヵ国から700社近くが参加し、約1000ブースを使って作品・技術を2000点以上展示する。ポーランド、マレーシア、ロシア、韓国を含む世界の大型発明展主催者もミッションを組んで同展を参観し交流する予定だ。
 今年の展示は「インテリジェント・ライフ」を主軸とし、生活産業、情報通信産業、バイオ産業、クラウド産業を統合し、2000点以上を展示する。展示会場は「発明コンテスト」と「テクノマート」という2つのエリアに分けられており、各産業が研究開発した新製品や技術を十分に展示するほか、発明者に専門的な展示・販売のプラットフォームを提供して、より多くの商機を創出していく。
 「発明コンテスト」エリアでは世界の個人、法人、教育機関がここ4年間に特許を取得した作品を展示する。「テクノマート」エリアでは経済部、国防部、教育部、国家科学委員会、農業委員会の傘下にある研究機関や国内外の企業、学術機関、研究機関等から構成される13のパビリオンが設置され、1300点以上の画期的な研究成果が展示される。
 さらに、「発明特許の産業化」政策の宣伝を強化するために昨年初めて設置された発明特許の産業化に関するインフォメーションサービスエリアが好評を博したため、今年も政府の専門家からなる顧問団が会場で発明者に情報やサポートを提供し、産官学の資源を統合して、世界の革新的な発明技術の取引及び育成のためのプラットフォームを構築する。
 主催者は展示期間の4日間で延べ10万人の参観者を動員すると見込んでいる。多数の企業やベンシャーキャピタル以外に、多くの一般市民も参観するものとみられ、台湾の発明革新というコンセプトが業界と一般市民との垣根を越えて広まっていることがうかがわれる。経済部の卓士昭次長はオープニングセレモニーにおいて、新技術ができるだけ早く産業界で応用されことにより、ウィンウインの局面を創出できるよう、政府は特許審査期間の短縮に努力している、と述べた。(2013年9年)

TIPLO ECARD Fireshot Video TIPLO Brochure_Japanese TIPLO News Channel TIPLO TOUR 7th FIoor TIPLO TOUR 15th FIoor