クラウドサービスによるエクスプレス貨物輸出通関通知システムが始動

J140717Y8・J140716Y8 2014年8月号(J180)

  財政部関務署によると、税関はすでに「クラウドサービスによるエクスプレス貨物輸出通関通知システム」を設置し、2014年7月1日から無事に始動している。同システムはクラウドサービスを利用する方法を採用しており、税関をサービスを提供する側、エクスプレス貨物倉庫(業者)をサービスを受ける側として、輸出するエクスプレス貨物の入庫(搬入)と出庫(搬出)に対する二種類のクラウドサービスを関務署の「CPTシングルウインドウ(Customs-Port-Trade Single Window)」が構築した。エクスプレス貨物が倉庫でベルトコンベアで運ばれて出入庫される際に貨物のバーコードがスキャンされ、倉庫のサーバがクラウドサービスをコールし、平均1.5秒の速度で、安全かつ効率的に情報交換が完了できる。
  このほか、倉庫システムと税関システムを自動化により相互運用することを通じて、業者が貨物を入庫する時、オンラインで即時に税関から通関方式(C1:即時通関許可、C2:書類審査、C3:貨物検査と書類審査)が知らされ、出庫する時も税関が通関を許可しているかどうかを即時に知ることができる。税関のシステムにもエクスプレス貨物の出庫や入庫と同時に記録され、エクスプレス貨物の通関作業はより透明化され、通関管理機能が大幅に向上されている。
 財政部関務署によると、同システムの運用を通じて、業者はスピード通関の効果を享受でき、税関も通関管理を強化する目標を達成でき、共にスピーディかつ安全なエクスプレス貨物通関環境を構築することで、物流ロジスティクス産業の競争力は高まり、業者と税関とのウィンウィンを創造することができる。(2014年7月)

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