知的財産局がTW-SUPAプログラム利用概況を発表

J141117Y1 2014年12月号(J184)

 知的財産局によると、「特許審査ハイウェイ(PPH)利用に対するサポート審査作業プログラム」(略称「TW-SUPAプログラム」)は統計開始から2014年10月現在までに416件の特許出願案件がTW-SUPAプログラムの審査作業段階に入っているという。TW-SUPAプログラム申請案件の技術分野は「電力・測定・光学及び記憶装置」に集中している。「日台特許等優先権書類の電子的交換」の要件を満たす案件については、「機械」、「生活必需品」、「化学」等が主となっている。
 さらに、TW-SUPA適用案件416件のうち、248件(そのうち191件は日台特許等優先権書類の電子的交換でTW-SUPAが自動的に適用されたもの、42件は優先権証明書類資料の申請でTW-SUPAが自動的に適用されたもの、15件は出願人によりTW-SUPA申請がなされたもの)は初回の審査意見通知書(OA)が発せられており、それまでの平均期間が94.3日となっている。また13件の特許出願案件は許可査定がされている。
 日台特許等優先権書類の電子的交換で適用された191件を技術分野別にみると、機械22件、生活必需品44件、半導体22件、情報(コンピュータ関連)10件、通信5件、電力・測定・光学及び記憶装置23件、バイオ・医薬10件、化学32件、光電子(オプトエレクトロニクス)・液晶23件となっている。さらに優先権証明書類資料の申請で適用された42件の技術分野別内訳は、生活必需品2件、半導体3件、情報11件、通信12件、電力・測定・光学及び記憶装置2件、バイオ・医薬10件、光電子・液晶2件となっている。出願人により申請された基づく15件の技術分野はすべて電力・測定・光学及び記憶装置で占められている。
 許可査定を受けた13件の技術分野別内訳は、生活必需品2件,情報1件、通信2件、電力・測定・光学及び記憶装置3件、バイオ・医薬1件、化学1件、光電子・液晶3件となっている。そのうち11件は日台特許等優先権書類の電子的交換資料で適用された案件である(2014年11月)

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