「知的財産権保護貫徹の行動プロジェクト（2015-2017年）」、2015年1月から実施

　「貫徹保護智慧財産權行動計畫（2012-2014年）（知的財産権保護貫徹の行動計画（2012-2014年））」の実施期間が2014年12月31日に満了となった。良好な知的財産保護環境を維持して、国内外のIT産業及び文化創造産業による投資や研究開発を促し、経済を発展させるため、経済部は2014年10月22日部署の枠を越えた検討会議を招集し、「貫徹保護智慧財産權行動方案（2015-2017年）（知的財産権保護貫徹の行動プロジェクト（2015-2017年））」を策定して、行政院は2015年1月5日に同年1月1日からの実施を承認した。
　本行動プロジェクトには以下の七大作業目標が含まれている。各部署及び所属機関が法制面及び執行面で協力し合うことにより、知的財産権保護を確実に推進し続けることができるものと期待されている。
1.知的財産権に関する政策及び法規を健全化して、わが国の法制度の質を高める。
2.模倣品・海賊版の捜査と司法人員の専門訓練を強化して、知的財産権保護を確実に実施する。
3.水際取締を強化して、模倣品と海賊版の取引を減らす。
4.学校での知的財産権保護行動プロジェクト推進を継続し、学校における知的財産権保護を確実に実施する。
5.インターネットにおける著作権保護を強化して、コンピュータソフト等の著作物の合法的使用を推進し、著作物使用許諾システムの構築を指導する。
6.国際間/両岸間の交流と協力を強化して、国民による海外知的財産の保護をさらに進める。
7.知的財産権に関する教育宣伝を強化し、国民に正しい知的財産権の観念を持たせる。
（2015年1月）