TAITRAと幕張メッセが協力覚書を締結、相互戦略的協力を強化

J150320Y8・J150320Z8 2015年4月号(J188)
 日本と台湾の会議・展示会産業(Convention and Exhibition Industry)の交流を促進するため、中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は幕張メッセ(Makuhari Messe)との協力を積極的に推進し、双方は2015年3月19日に協力覚書を締結した。
 幕張メッセ(所在地:千葉県千葉市)は1989年に施設開業し、日本の会議・展示会産業の向上と地域経済の発展を目的としてきた。幕張メッセの新展示場は1997年にオープンしており、東京国際展示場(東京ビッグサイト)に次いで日本で第二の規模を持つ大型会議場及び展示場となっている。
 TAITRAと幕張メッセは長年にわたる提携の経験があり、これまでに幾度も幕張メッセ主催の世界的に有名な展示会に台湾企業を率いて出展している。例えば、国際プラスチックフェア(IPF)、東京ゲームショウ(TGS)、国際食品・飲料展(FOODEX)及び最先端IT・エレクトロニクス総合展(CEATEC)等はそれぞれの業界で世界三大見本市に数えられており、出展企業は大きな成果を挙げている。
 TAITRAのニュースリリースによると、会議・展示会産業はグローバル化に向けて発展し、国を越えた組織同士の提携が進められており、この(幕張メッセとの)協力覚書の調印により、今後TAITRAと幕張メッセはブースレンタル面での優遇の相互提供、合同宣伝広報、展示代理などを通じて世界の会議・展示会産業の発展を推進していくという。(2015年3月)
TIPLO ECARD Fireshot Video TIPLO Brochure_Japanese TIPLO News Channel TIPLO TOUR 7th FIoor TIPLO TOUR 15th FIoor