「2014年米国特許登録件数に関する世界の大学トップ100」に台湾から清華大学等10校がランクイン
J150730Y1・J150730Z1 2015年8月号(J192)
全米発明家アカデミー(National Academy of Inventors, 略称「NAI」)と知的財産権者協会(Intellectual Property Owners Association,略称「IPO」)は先日、「2014年米国特許登録件数に関する世界の大学トップ100(the Top 100 Worldwide Universities Granted U.S. Utility Patents in 2014)」レポートを発表した。それによると台湾からは清華大学が登録件数114件で、韓国のKorea Institute of Science and Technology(KIST)と並び世界11位に番付され、台湾の大学では首位となっている。
NAIとIPOは毎年、世界の学術機関が米国で登録された特許件数のトップ100番付を報告しており、特許が大学を始めとする学術機関の研究において重要な役割を演じていることを示すのに用いられている。
2014年上記番付における1~3位はカリフォルニア大学システム(453件)、マサチューセッツ工科大学(275件)、中国の清華大学(230件)だった。さらに台湾からは11位の清華大学(114件)を始め、16位に台湾大学(93件)、20位に交通大学(87件)等の合計10校がトップ100入りしている。2014年の番付において、台湾全体のパフォーマンスは2013年よりも優れており、10校がランキングされただけではなく、その順位も上がっており、登録件数も少なからず増えている。(2015年7月)