「知的財産行政訴訟案件の電子訴訟システム」が正式に始動
J150720Y6 2015年8月号(J192)
「司法院のオンライン起訴及び書状送達作業プラットフォーム」がすでに構築されており、同プラットフォームの「知的財産行政訴訟案件の電子訴訟(オンライン起訴)システム」も2015年7月20日正式に運用が始まった。知的財産裁判所はオンライン起訴システムを採用する最初の裁判所となった。即日より「律師」(弁護士)、「専利師」(弁理士)、「専利代理人」(Patent Agent)及び行政機関はオンラインで知的財産関連の行政訴訟事件の起訴の提起、書状の送達及び受理等の作業を行うことができる。これにより台湾は電子訴訟システムを採用する国々に仲間入りした。
司法院のニュースリリースによると、オンライン起訴は司法院のE-Courtプロジェクト全体における最も重要な部分であり、世界には25の経済体で採用されている。今後司法院は税務機関と協調しながら、2015年9月には「税務行政訴訟事件のオンライン起訴システム」も始動させる予定だとしている。(2015年7月)