晶元光電が光鋐科技のLEDチップを特許侵害で提訴

J160308Y1・J160307Y1 2016年4月号(J200)
 台湾のLED チップ大手である晶元光電股份有限公司(Epistar Corporation、以下「晶元光電」)は 2016年3月7日に同社サイトで、可成(Cathcer)グループ傘下にある光鋐科技股份有限公司(Epileds Technologies, Inc.、以下「光鋐科技」)の生産するLEDチップが晶元光電の特許を侵害しているため訴訟を提起したという内容のニュースリリースを発表した。それに対して、光鋐科技側は、社内で検討したが特許侵害の問題はなく、権利を主張する意向であり、訴訟手続きを進めるとしている。
 晶元光電は前記ニュースリリースにおいて、以下のように述べている。晶元光電は長年にわたり半導体分野を開拓し、超高輝度4元系LEDチップ(Ultra-High Brightness LED Chip)等を含む先進的製造技術と整備された特許ポートフォリオを有し、赤外線LED分野で他社をリードしてきた。競合企業が研究開発コストを投じず、(晶元光電の)知的財産を尊重することなく、実施許諾を取得せずに特許を侵害して川中、川下の顧客に侵害疑義製品を提供することに対して晶元光電は深い遺憾の意を表明するとともに、2016年1月8日台湾知的財産裁判所に訴訟を提起した。光鋐科技の型番「BN-D4242J-A3」、「BN-D4242E-A3」等赤外線LEDチップは晶元光電が保有する中華民国発明第141155号、第170789号、第202662号、第I283031号の特許4件を侵害していると主張するものである。(2016年3月)
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