「State of Innovation 2016」に鴻海、台湾積体電路等がランクイン

J160512Y1 2016年6月号(J202)
   トムソン・ロイター(Thomson Reuters)が発表した「State of Innovation 2016」レポートによると、台湾の企業・学術機関として鴻海精密工業股份有限公司(Hon Hai Precision Industry Co., Ltd.)、台湾積体電路製造股份有限公司(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd.)、国立交通大学(National Chiao Tung University)、国立成功大学(National Cheng Kung University)が同番付にランクインした。
  「2011〜2015年アジアのスマートメディアイノベータートップ10」において鴻海は10位に番付され、台湾企業としては唯一ランクインした。このジャンルで日本企業は最も多い6社がトップ10入りしている。「2005〜2015年世界の半導体分野で最も成果が多い科学研究機関」においては、中国科学院大学(University of Chinese Academy of Sciences)が首位を占め、台湾の交通大学が9位に番付された。また東京大学を含む日本の大学は4校がトップ10入りを果たしている。「2005〜2015年世界の家電分野で最も成果が多い科学研究機関トップ10」では成功大学が3位を占めた。
   さらに、台湾積体電路は「2015年世界の半導体イノベータートップ10」で6位、「2011〜2015年アジアの半導体材料及びプロセスイノベータートップ10」で5位に番付された。上記「2015年世界の半導体イノベータートップ10」番付では、サムスン電子(Samsung Electronics Co., Ltd.)が首位を占めたほか、中国企業が最も多く4社がランクインしている。
  「State of Innovation 2016」は世界各地の特許出願及び科学文献の出版を含む世界の知的財産関連資料を主に分析し、12の技術分野におけるイノベーション指標としている。(2016年5月)
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