任天堂ゲームカセット等海賊版を販売、侵害額は市価１億新台湾ドル超
J160512Y2・J160512Y3 2016年6月号（J202）
保安警察第二總隊刑事警察大隊偵三隊は男2人を任天堂のゲームソフトカセット等（R4カードを含む）の模倣品を販売した容疑で検挙した。容疑者2人は中国の淘宝網（タオバオワン）で複製防止暗号が解読された任天堂ソフトカセット等の海賊版を大量に購入し、本来一つのカセットには一種類のゲームしか入っていないところを、一つのカセットに数百種のゲームを入れてゲーマーに売り込んだ。警察は計200点のゲームカセット等を押収した。それらに含まれるゲームソフトは1万5000セットに上る。その市価総額は1000万新台湾ドル余に達し、著作権侵害による損害額を加えると、１億新台湾ドルに上るものと推算される。（2016年5月）
