NTTドコモは宏達電子(HTC)と必須特許ライセンス契約を締結

J161130Y1・J161130Z1 2016年12月号(J208)
    日本の通信最大手NTTドコモ(以下「ドコモ」)は2016年11月28日付ニュースリリースにて、台湾の宏達電子(以下「HTC」)と移動通信技術に関する必須特許のライセンス契約を締結し、HTCからドコモへライセンス料が支払われると発表した。さらに、上記ライセンス契約締結を受け、ドコモもHTCグループに対するすべての特許侵害訴訟を取り下げた。
    ドコモとHTCが締結した契約は、ドコモが保有するW-CDMA、LTE及びLTE-Advancedの標準規格に関する必須特許のライセンス契約。いわゆる必須特許とは、標準規格に準拠した製品を製造する上で特許権者からライセンスを受けなければ特許権の侵害を回避することができない特許をいう。現在ドコモからそれら必須特許のライセンスを受けている企業は10社以上に上るが、ドコモが対外的に発表したのは、HTC、そして韓国のLG電子、中国のHuawei(華為)の3社のみである(2016年11月)

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