中央研究院が新型薬物輸送システムを開発、心血管再生の難題を解決

J161119Y5・J161118Y5 2016年12月号(J208)
    中央研究院(Academia Sinica)生物医学科学研究所(Institute of Biomedical Sciences)の研究員である謝清河氏、Steve R.Roffler博士及び研究チームは「誘導力を有する繰返し投与可能な新型ターゲット薬物輸送システム(原文:具導航能力且可重複投遞之新型標靶藥物輸送系統、英文:Reloadable Multi-Drug Capturing Delivery System for Targeted Ischemic Disease Treatment)」の開発に成功した。このシステムは薬物、幹細胞又は血管新生因子を精確に患部に伝送できるため、心血管疾患患者の心血管再生を促すことが可能である。同技術は糖尿病によって誘発された下肢虚血性疾患患者に福音をもたらすものであり、さらにはガン治療への応用も期待されている。
    同研究成果は2016年11月16日に世界最先端の定期刊行誌「Science Translational Medicine」に掲載され、重要論文に選ばれて世界の主要メディアに紹介された。(2016年11月)
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