中台のパネル特許紛争、群創が恵科グループを特許侵害で提訴

    群創光電股份有限公司（Innolux Corporation、以下「群創」）は2018年2月12日、広州知的財産裁判所と寧波市中級人民裁判所に対して、重慶恵科金渝光電科技有限公司（Chongqing HKC Optoelectronics Technology Co.,Ltd.以下「重慶恵科」）、合肥恵科金揚科技有限公司（Hefei HKC Jinyang Technology Co.,Ltd.、以下「合肥恵科」）及びその取次販売店が群創光電の特許権（17件）を侵害したと主張して、特許侵害訴訟を提起した。

    群創は次のとおり主張している。重慶恵科は許諾を得ずに群創の特許17件を侵害した液晶パネルを大量に生産、販売して、さらに合肥恵科がHKC等ブランドのテレビ（型番H32L1、H32S2を含む）又はその他ディスプレイを生産するために供給し、上記型番のテレビはすでにオンラインショップや実体の店舗を通じて中国各地で大量に販売された。

    群創は恵科（HKC）に対して権利侵害行為を即刻停止し、侵害事件が再発しないようにするとともに、全面的に侵害被疑製品の生産を停止し、関連の在庫品と生産設備を廃棄して、惠科による特許権侵害行為を根絶するよう請求した。（2018年2月）