2023年半導体ブランド価値番付で、TSMCは2位
J230325Y8・J230325Z8 2023年4月号(J284)
ブランド価値評価機関であるBrand Finance社は毎年、世界の5000トップブランドのブランド価値を評価しており、ブランド価値のみならず、「マーケティング投資(Marketing Investment)」、「当事者エクイティ(Stakeholder Equitey)」、「事業収益性(Business Performance)」等の指標で相対的なブランド力を評価して、ランキングレポートを発表している。
Brand Finance社が発表した最新の「2023年半導体トップ20(Semiconductor 20 2023)」レポートによると、今年の半導体ブランド価値番付の1位はなおインテル(229.36億米ドル)が占めており、それに2位の台湾積体電路(TSMC)(215.64億米ドル、前年比5.3%増)3位のNVIDA(169.22億米ドル、同0.1%増)、4位のSKハイニックス(91.46億米ドル、同2.3%減)、5位のクアルコム(85.83億米ドル、同10.4%増)、6位のブロードコム(82.08億米ドル、同28.8%増(成長率は最高))、7位のAMD(69.36億米ドル、同14.5%増(2020年の5倍近くに成長))と続いている。台湾ブランドしては、11位の聯発(Mediatek)と13位の日月光(ASE)の2社がトップ20入りを果たしている。(2023年3月)