国科会が他部署と共に、「チップ主導型台湾産業イノベーションプログラム」を提出

J231102Y5 2023年11月号(J291)

 行政院の国家科学及び技術委員会(NSTC、以下「国科会」)は2023年11月2日に行政院院会(訳注:日本の閣議に相当)にて「チップ主導型台湾産業イノベーションプログラム(原文:晶片驅動臺灣産業創新方案(略称:晶創臺灣方案)、英語名:Taiwan Chip-based Industrial Innovation Program)」について報告した。国科会は経済部※、教育部、衛生福利部※※、農業部、数位発展部※※※、国家発展委員会と共に「チップ主導型台湾産業イノベーションプログラム」を提出し、2024年に科学技術予算120億新台湾ドルを計上しており、今後10年間(2024~2033年)で3000億新台湾ドルを投じて推進し、第一期(2024年からの5年間)を始動する予定。
(訳注※:「部」は日本の「省」に相当。※※:所掌事務は公衆衛生、医療及び社会福祉。※※※:所掌事務はデジタル発展。)
 「チップ主導型台湾産業イノベーションプログラム」は、「生成系AI」と「チップ」を組み合わせて、画期的な産業イノベーションを促進する;国内の人材育成環境を改善する;産業イノベーションに必要なヘテロジニアス・インテグレーションと最先端技術の発展を加速する;海外からのスタートアップ企業と投資を誘致するという4つの戦略で、台湾の未来の科学技術産業のために道を開き、産業が持つ画期的イノベーションの能力を高め、台湾の科学技術力の基礎を築き、世界においてチップ設計に関する重要な役割を担うことを目指していく。(2023年11月)

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