韓国ゲーム「石器時代」のコードを盗用し、違法プライベートサーバーで利益を得たエンジニアを起訴
J260805X2・J260805X3 2026年9月号(J325)
エンジニアの頼〇〇(男)が韓国ゲーム「石器時代(ストーンエイジ)」から違法に「夢想石器」というプライベートサーバーを作成して約210万2000新台湾ドルの利益を得たため、これに対して韓国のネットマーブル社(訳注:上記ゲームの版権者)は告訴し、士林地方検察署は著作権法違反等の罪で頼〇〇と蔡〇〇(女)を追起訴した。
起訴状では以下のように記載されている。頼〇〇は以前「鳳凰石器」という違法プライベートサーバーの作成に参加し、プログラムの保守と作成を担当したことがあり、これに関する事件はすでに士林検察署に本起訴されており、現在士林地方裁判所で審理中である。頼〇〇は2024年6月以前に「鳳凰石器」で使用された「石器時代」のコードを取得し、さらに複製して、修正を加えて「夢想石器」として、9月からプライベートサーバーを作成し、ログインのロガー(logger)をアップロードしてダウンロードに供し、また蔡〇〇は美術、宣伝及びカスタマーサービスを担当していた疑いがある。
検察が調べた結果、賴〇〇がLINE「夢想公式アカウント」でプレーヤーに自分名義の銀行口座(中国信託銀行及び合作金庫)を知らせて集金し、2025年3月からはさらに藍新科技股份有限公司(Neweb Technologies Co.,Ltd.)が設立した「KK程式設計」商店を通じて「2ヵ月分の相談料」という名目でゲームの課金代金を徴収したことが分かった。金の流れを調べたところ、頼〇〇の中国信託銀行の口座で約56万1000新台湾ドル、合作金庫の口座で約105万1000新台湾ドルを受け取り、さらに藍新科技から約49万新台湾ドルを受け取って、計約210万2000新台湾ドルを得ていたことが明らかとなった。
検察官は、頼〇〇がプログラム、サーバー、サイト、宣伝及び集金を、蔡〇〇が美術、SNS及びカスタマーサービスをそれぞれ担当し、2人には犯意の連絡及び実行行為の分担があったと認め、無断での複製、違法複製物の公開送信、頒布を行い、並びに商標法に違反した等の罪で追起訴し、裁判所に犯罪によって得た210万2000新台湾ドルを没収又は追徴するよう請求した。(2026年8月)









